3 日間体調を崩して床についていたさやかは毎晩会ったことのない女性の夢を見ていた。体調が戻り何気にテレビを見ていたさやかは旅番組のレポーターに紹介されているその神社の境内に夢の女性の姿を見る。
その日から彼女のことが気になって仕方ないさやかは、その番組を制作した地方のテレビ制作会社を訪ねマスター映像を確認する。 しかし神社に佇む彼女の姿はさやかにしか見えなかった。 さやかはその神社の場所を聞き再び彼女が現れるのを待った。
数日後、さやかは同じようにテレビを見てその女性に会うためにやってきたという青年、雄介と出会う。 ふたりは、その女性は何者で、なぜ 2 人にしか見えないのか?その謎を探り始める。 やがて 2 人はその女性が無名のピアニストでありすでに他界しているということを知る。 さらに彼女の過去を調べていく2人。
しかし彼女の辿った悲劇を追いかけていくうちにさやかはさやか自身も知らなかった自身の驚愕の過去に突き当たることになる。