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(あらすじ)

 怪我をした地元実業団チームの長距離ランナー千尋(20歳)は再び走る気力を失っていた。  ある日、千尋はひょんなことから葬儀会社に勤める圭一(50歳)と知り合う。  学生時代は長距離ランナーのエースだった圭一の「誰かのためじゃない、自分自身のために走ればいい。」という言葉に勇気づけられ、千尋は再び走り始める。  千尋を見守る周りの人々、憧れのプロランナー上野の指導のもと千尋は陸上部復帰をかけた大会に臨もうとしていた。  しかしその矢先、最愛の母が病に倒れる。  果たして千尋は陸上部に復帰出来るのか?  数々の苦難を乗り越え、今、波乱の陸上選手権大会が始まる。